tos-akibaのブログ

主に Microsoft 365 Security について

Windows Autopatch 一般提供

7月の更新情報で、Windows Autopatch が一般提供されていたことを書いていませんでした。
Windows Autopatch が登場 - Windows Blog for Japan

 

これは簡単に言うと、Windows 10/11、Microsoft EdgeMicrosoft 365 Apps の更新をマイクロソフトに丸っと任せてしまうものです。

今までは、情シス管理者が更新システムを設計、設定して、アップデートを管理監視するのが常でしたが、Microsoft Endpoint Manager で自動的に更新準備が設定されるため、その部分の労力が低減されます。

前提として、Windows Enterprise E3/E5 のライセンスがあり、Windows PC は Hybrid Azure AD Join または Azure AD Join しており、Microsoft Endpoint Manager で管理できる必要があります。

更新タイミングを分散する幾つかのリングコントロールに分かれることが可能なようです。
オフィス内で業務が行われているのが常だった以前は、一度に多くの端末のアップデートが重なるとネットワーク帯域の懸念がありましたが、在宅ワークが普及した昨今ではその考慮が軽減されるケースも多いかもしれません。