tos-akibaのブログ

主に Microsoft 365 Security について

Connect-MgGraph の認証情報キャッシュ

Microsoft Graph PowerShell SDK のインストールについて、試した画面を付けて投稿しました。
Microsoft Graph PowerShell SDK のインストール - tos-akibaのブログ

 

インストール編についても Microsoft からブログ投稿されています。
MSOnline / AzureAD PowerShell から Graph PowerShell SDK への移行について 3_インストール・接続編 | Japan Azure Identity Support Blog

後半の「よくある質問」に書かれている、Connect-MgGraph の認証済み情報がキャッシュされる情報は参考になりました。

今まで Connect-AzureAD コマンドなどでは、PowerShell を終了して閉じると、次回は再度、サインインを求められました。

Connect-MgGraph コマンドでは、認証済みの情報が端末のローカルファイルにキャッシュされるため、PowerShell を終了しても次回に起動した際にはサインインを求められずに、前回の認証済みの資格情報を使用できます。

 

これは便利な場合もありますが、複数のテナントを管理されている場合などは、意図したテナントと違うテナントで操作してしまわないか、注意する必要があります。

サインインを確実に切断するためには、Disconnect-MgGraph コマンドを実行してから終了します。