パスワードレスに向けた FIDO 標準の拡張に、Microsoft、Apple、Google 各社がサポートを表明しています。
パスキーは、パスワードに代わり、デバイスに格納された鍵を使って認証を行うため、従来のパスワード入力が必要ありません。この鍵を取り出すために顔認証や指紋認証、PINなどを使います。
つまり、フィッシングによりパスワードを盗まれる危険性が無くなるわけです。
また、パスキーはマルチデバイス対応で、複数のデバイス間で同期できるそうです。
パスキーをサポートする Webサイトやアプリが今後は増えて行くでしょう。
FIDO 標準の拡張と Microsoft のパスワードレス ソリューションへの新たなアップデート | Japan Azure Identity Support Blog
なお、FIDO2 キーを使った認証のシーケンスを見ると、パスワード入力が不要であることが良く解かると思います。
Azure Active Directory へのパスワードレスのサインイン - Microsoft Entra | Microsoft Docs
