Microsoft Purview の Information Barriers v2(IB v2)が一般提供されました。
Information Barriers v2 is now generally available for all new onboarding customers - Microsoft Community Hub
Information Barriers(情報バリア)は、2019年に Teams 向けに提供され、内部情報を保護する必要がある場合、例えば機密を取り扱う開発チームとセールスチーム間や、情報を共有してはいけない Projectチーム間などで、ファイルのやり取りやコミュニケーションを遮断、制限したい場合に活用できる機能です。
現在は Teams だけでなく、SharePoint Online、OneDrive for Business もサポートされています。
今回の IB v2 では、幾つかの強化がされています。
- テナントごとの定義済みセグメントの最大数が 250 から 5,000 に拡大
- マルチセグメント組織モードを使うと、ユーザーを1つのセグメントだけでなく、10個のセグメントまで割り当てられる
- 柔軟なユーザー検出の制限機能により、ユーザー選択ウィンドウでお互いの検出を有効/無効 に設定できる
(参考)
情報バリア - Microsoft Purview (compliance) | Microsoft Learn