先日投稿した以下の補足です。
AIP 統合ラベル付け add-in 廃止の正式発表 - tos-akibaのブログ
Office 組み込みのラベル付けでは、AIP add-in でサポートされているラベル付け機能の多くと「同等」の機能が提供されているとなっています。（「同じ」とは言っていない）
その対比については以下に一覧されており、Office組み込みの機能については詳細情報へのリンクも付いています。
「組み込みラベル付けと Office アプリの AIP アドインの同等の機能」
Azure Information Protection (AIP) アドインを Office アプリの組み込みラベル付けをMicrosoft Purview 情報保護に移行する - Microsoft Purview (compliance) | Microsoft Learn
Office 組み込みラベル付けでサポートが予定されていない機能は、以下となっています。
・ .doc ファイルなどの Microsoft Office 97 - 2003 形式へのラベルの適用
・ Windows イベント ログへのローカル使用状況ログの取得
・ 完全に切断されたコンピューター
・ サブスクリプションベースではなくスタンドアロン エディションの Office
("Office パーペチュアル" とも呼ばれる)
また、以前は AIP add-in をインストールすると Office 組み込みラベル付けがオフになりましたが、Office アプリのバージョン 2303 からは AIP add-in は自動的に無効になります。AIP add-in が必要な場合は既定値をオーバーライドする必要があります。
Azure Information Protection (AIP) アドインを Office アプリの組み込みラベル付けをMicrosoft Purview 情報保護に移行する - Microsoft Purview (compliance) | Microsoft Learn
なお、AIP add-in が無効であっても、AIP クライアントのその他の機能はサポートされるとなっています。
例えば、Office 以外のファイルを保護する場合は右クリックして AIP クライアントから保護する機能が必要なため、これらの AIP クライアント機能は継続されるようです。
「組み込みのラベル付けと AIP クライアント」
Azure Information Protection (AIP) アドインを Office アプリの組み込みラベル付けをMicrosoft Purview 情報保護に移行する - Microsoft Purview (compliance) | Microsoft Learn
