Azure AD の多要素認証を設定する上で、二要素目の方法を登録する画面が SSPR(Self Service Password Reset)と MFA(Multi Factor Authentication)でそれぞれ別々にあります(ありました)。
これらは統合され、MFA の設定画面に統一されつつあります。
- 2020年8月15日 以降に作成されたテナントでは、自動的に統合されています
- 上記以前のテナントでは、「ユーザー機能設定の管理」で有効化できます(後述)
- 2022年9月30日 からは、すべてのユーザーが統合された登録になります
統合されたセキュリティ情報の登録の有効化 - Azure Active Directory | Microsoft Docs
SSPR の設定画面
account.activedirectory.windowsazure.com/PasswordReset/… へ、リダイレクトされます
すでにユーザー機能が統合化されている場合は、上記ではなく下記の MFA設定画面へ自動的にリダイレクトされます。
MFA の設定画面
https://mysignins.microsoft.com/security-info
統合化されると、こちらの設定が SSPR にも有効になります。
ユーザー機能の変更は、Azure Active Directory 管理コンソールで、「ユーザー設定」メニューの「ユーザー設定」→「ユーザー機能設定の管理」で有効化することができます。
すでに自動的に統合が有効化されているテナントでは「すべて」が選択された状態になっています。