tos-akibaのブログ

主に Microsoft 365 Security について

Microsoft Entra ID Governance の Lifecycle Workflow が一般提供

6月に一般提供が開始されている Microsoft Entra ID Governance について、Lifecycle Workflow(LCW)の機能が一般提供になっていました。
Lifecycle Workflows is now generally available! - Microsoft Community Hub

 

以前の投稿:
Microsoft Entra ID Governance が一般提供開始 - tos-akibaのブログ

 

LCW はパブリックプレビュー以降にも機能強化されています。
Joiner、Mover、Leaver(JML)のユーザー ID の正しいライフサイクル管理は重要です。
何百人もの従業員のオンボーディングやオフボーディングは、手動プロセスではエラーが発生しやすく、ID ライフサイクル管理にはいくつかの課題があります。

  • 組織内の管理アプリやデータ量は大幅に増加しており、IT 管理者は JML プロセスをスクリプトで対応し、トラブルシューティングには時間がかかる。
  • 新規ユーザーのオンボーディングは、初日から迅速に行われる必要がある。
  • サイバー犯罪が激化する中、離職や異動に伴うアカウントとアクセスのタイムリーな対処がされないと脅威にさらされる。

LCW はパブリックプレビュー以来、何百もの組織が機能を試してフィードバックし、更新されました。LCW により、反復的なユーザーのライフサイクル管理プロセスを自動化し、時間節約、リスク軽減ができます。

 

リンク先では、以下のシナリオについて詳細な手順が紹介されています。
 シナリオ1: 新入社員のオンボーディング プロセスを自動化
 シナリオ2: 従業員のオフボーディング プロセスを自動化し、アクセス権をタイムリーに削除